9月に入りましたね。9月20日は「World Cleanup Day」だということ、ご存じですか?
昨年国連総会でも、国連が定める国際デーとして登録されました。
「World Cleanup Day」って何?という方のために、成り立ちとどんなことをするのか、そして一緒に行動する方を募集したいと思います!
世界中で一斉に地球を清掃する

「World Cleanup Day」は毎年9月20日、世界中で一斉に地球を清掃する日です。
2008年に北欧エストニアの9人の若者が呼びかけた運動に5万人が参加し、5時間で1万トンもの不法投棄物を回収したのが始まりです。
2010年にはエストニアの市民活動に世界が賛同し、145万7,680人が各国の清掃活動に参加します。
どんどん活動は広まり、2018年に世界同日クリーンアップキャンペーン「WORLD CLEANUP DAY」が開催され、157か国1760万人が参加。その様子が世界中に配信されました。
その後コロナ禍にも活動は続けられ、2023年の9月には198の国と地域 で1,910万人が参加します。

そして2023年12月、国連総会は、エストニア政府が提出した決議案、すなわち、国連カレンダーにおいて
毎年9月20日をWORLD CLEANUP DAY(ワールドクリーンアップデー)と定める決議案を全会一致で承認しました。
今では国連加盟国の90%が参加する活動となっています。
昨年日本で開催された様子のYoutubeがホームページにアップされていたのでご紹介します。
ゴミ拾いは地球を救う

ゴミが自然環境に流出することは、世界的に深刻な問題です。
現在、海に漂うプラスチックゴミは1億5,000万トン以上に達しており、さらに毎年約800万トンが新たに海に流れ込んでいると言われています。
特に、この海洋ゴミの約80%は都市部から発生しており、ポイ捨てされたゴミが風や雨で排水溝に流れ込み、河川を経て最終的に海に到達しています。
海に流れ込んだゴミを回収することは非常に難しく、その量は年々増加しています。
現状を放置すれば、2050年には海のゴミが魚の数を上回るとも言われています。
この深刻な状況がさらに悪化するのを防ぐ手立てとして、清掃活動はひとつの解決策といえます。
[あわせてよみたい]
ごみ拾いSNSで世界中の人と一緒にごみ拾いしながら環境問題について考えよう – Saricoとエシカル (sarico2023.co
一緒に参加しませんか
今回の「World Cleanup Day」、参加はホームページからできます。以前ご紹介したゴミ拾いアプリ「Pirika」からも申し込めます。
個人でも団体でも参加でき、私は個人でやってもいいのですが、もし一緒にやりたい、Sariと一緒にならやってもいいという方がいたら、団体登録も考えています。
参加希望や質問などは私のInstagramのDMへ送ってくださると嬉しいです。
このイベントは9月中ならどの日にちでも開催可能なので、日にちなどは追って決めていければと思います。
一緒に地球を救う一歩を踏み出してみませんか?
World Cleanup Day WORLD CLEANUP DAY JAPAN
ゴミ拾いSNSPirika 株式会社ピリカ / 一般社団法人ピリカ (pirika.org)